銭飲みとは、銭湯に入り、一杯飲んで帰る。それだけ。
では近くの銭湯で汗を流して、一杯飲んで帰りますか。
■熱湯の朝風呂。
上野ので銀座線に乗り換え予定が、せっかくなので汗を流して行きます。
上野駅周辺で午前中やっている銭湯といえば、上野広小路の燕湯さん。
朝6時から営業です。
御徒町下車。
週末の午前中ですが、アメ横の人出も多いです。
モンタベア。冬はダウンですが夏はベスト。
れっきとしたモンベルの社員だそうです。
●登録有形文化財の建物
見えてきました。国の登録有形文化財に指定されている建物。
空襲で焼け、昭和25年に現在の建物が再建されたとの事。
扉を開けると番台。
館内は、高い立派な格天井です。
浴室をうかがうと少し小ぶりな浴槽が二つ。
その背景にはそびえたつ岩山。
この岩山(富士山の溶岩で出来ている。)も登録有形文化財に指定されています。
●まだ少し熱めかな。
浴槽はバブルタイプと通常の2槽。
汗をかいた身体をしっかり洗って、まずバブルタイプのお湯を頂きます。
熱い。温度計を見ると43度。
ここの朝湯は、開店の6時には常連向けに46~47度程度の高温で、徐々に温度が下がるらしい。
もう1方のお湯に入ると、こちらの方が少しぬるく感じます。
開店に来る常連ってどれだけ強者。(笑)
●岩山を見上げる。
溶岩の岩山は、見ていると熱さが増すような気がする。
ペンキ絵の天女さんは、涼しそうな笑顔なんだけど。(笑)
でも山は富士山じゃないような感じだな。
(以前は富士山だったが、現在は富山の立山。中島盛夫作。だそうです。)
燕湯の名前の由来は、新潟の燕三条。東京の銭湯には、新潟や富山、石川出身者が多い。お湯に浸かっていると、モンタベアの姿が浮かんできます。
アメ横の街。熊・鮭・いくら。
新潟の郷土料理『のっぺ汁』
何回作っても亡くなった母と同じ味にならない。
きっと思い出のせいだ。
さて上がりますか。
●パイン牛乳に考える。
熱めのお湯にのどが渇いたので、冷蔵庫を見ると、フルーツ牛乳。
明治・小岩井が撤退したので、大手では雪印メグミルク1社のみ。
えっ。もう1本見かけない牛乳がある。『飛騨高山パイン牛乳』
頂きます。
※撮影許可も頂きました。
近所の銭湯とかフルーツ牛乳とか、普段から通って、消費しないと無くなってしまうんですよね。
さて1杯飲みに行きますか。
燕湯
営業時間:6:00~20:00
湯質 :地下水・軟水
定休日 :月曜日・火曜日
サウナ :無
露天 :無
備品 :ボディソープ 有 シャンプー 有
続く。