銭飲みとは、銭湯に入り、一杯飲んで帰る。それだけ。
では近くの銭湯で汗を流して、一杯飲んで帰りますか。
■火山のような風呂?
北千住駅。確かに4路線の乗り入れるターミナル駅だが、GO TOトラベルの全国停止が発表される中、ひどい混雑。
最近はテレワークが多く、外出機会も少なく、行動範囲も限られるので、通勤経路周辺の銭飲みになっています。
目指す「梅の湯」さんは、東口を出てすぐのようです。
東口を出て、真っすぐ。
学園通りの支柱のところを左に曲がる。
すぐに「梅の湯」さんに到着。
千鳥破風に唐破風。東京の銭湯の王道の造り。
黄金色の兎毛通し、縁取り。
近くの大黒湯さんはキングオブ銭湯。私はゴジラのようと表現しましたが、梅の湯さんは、黄金色。キングギドラ?
おっと左側が男湯です。
※浴場内はHPの写真を使わせて頂きました。
7時半。お客さんは少なめ。
まずは身体を洗って、頂きます。
浴槽は一つが二つに分割されていて、左側が「岩盤泉」もう一方が「遠赤外線鉱泉」のようです。どちらもバブル。マッサージ系。
岩盤船は、お湯の出口や湯舟の中が赤いライトで光っています。
まるで火山・溶岩のようです。
熱い!見た目だけじゃなくて本当に熱め。湯温計を見ると45度。
梅の湯さんは、熱めの設定です。
浸かっているとあまり熱さを感じず、いい感じ。
こちらの水も井戸水との事。柔らかい水。岩盤泉は7つの効能があるようです。
岩盤泉の赤い光を見ていたら昔を思い出しました。
あれは会社に入って間もない頃、一人で出張。
夕食のラーメンの後、ぶらりと入った赤い置き看板のスナック。
カウンタ―で飲んでいると、ママからいきなり「お客さん。私、いくつに見える?」との質問。
照明も暗いし、化粧も濃いので、実際のところ良く分からない。
「40歳ぐらいですか?」と応えると、みるみるうちにママの表情が変わり、無言のまま奥の方に。
あわてて店の女の子が近寄ってきて「お客さんだめよ。ママ37歳なんだけど、20代に見えるのが売りなんだから。」実際40歳ぐらいはほぼ当たりでしょ。・・・
「もう帰った方がいいんじゃない。」とせかされて退散。
あの日以来、同じ質問には「もしかしたら未成年?」と答えている。
さて上がりますか。
先ほどは気づきませんでしたが、脱衣所にはお決まりの体重計の他に年代物の伸長計がありました。親子で来て息子の伸長を測るシーンが浮かびます。
いいお湯でした。さて一杯飲んで帰りますか。
梅の湯
営業時間:16:00~24:00
定休日 :不定休
サウナ :無
露天 :無
備品 :ボディソープ 有 シャンプー 有
続く