銭飲みとは、銭湯に入り、一杯飲んで帰る。それだけ。
ただ今回は近くではなく、どうしても行きたかった銭湯。
■家族旅行の秘密・ひとり銭湯
8月のお盆過ぎ。家族旅行で沖縄に向かう飛行機の中、窓から景色を眺めながら、
考えるのは、家族へは話していない事。
家族旅行の途中、お父さんはひとり、銭湯に行きます。
家族旅行の行程を考えている中、せっかくなので、沖縄でも銭湯に行こう。と検索すると、なんと沖縄には、銭湯は1軒しか残っていません。
沖縄は本島の中心。沖縄市、コザエリアの銭湯「中乃湯」さん。
これは行かない訳にはいきません。
普段・銭飲みとキャンプばかり。今回の沖縄旅行は、「家族サービス」と言っていたので、「銭湯に行きたい!」と言えないままに、もう、沖縄に向かう機中。
実際は、ゴザ地区を通る行程の日に、「ちょっと小一時間ほど銭湯に行きたいのだけど」と言うと、家族全員。「どうぞ。私達は買い物していますから。」とあっさりOK。
感謝。
コザのバス停で奥さんと運転を代わります。1時間後またここで合流予定。
コザは、沖縄ミュージックシーンを牽引する「音楽の街」、そして沖縄伝統の「エイサーの街」、新しい文化が生まれる街。
コザ十字路絵巻。いきなり圧倒されます。
「忘れてはいけない歴史と沖縄市のアイデンティティ」をテーマ描かれた歴史絵巻。
「越来グスクの時代」(琉球王朝時代)に始まり、「戦後米軍統治下の時代」「黒人街として栄えた時代」「庶民の台所として発展していった時代」を経て、現在の商店街へと移り変わるまでが絵巻として表現されているようです。
私が立っているのが十字路なので、ここからは、歴史をさかのぼるようです。
ここは、黒人街時代かな?
商店街のアーケード。
アーケードの撤去作業中のようです。また、街の景色が変わります。
バス通りから、中の小道に入ります。何の店?
この路地の先に、中乃湯さんがあるはずです。
道の先に、見えてきました。
ここが、沖縄、唯一の銭湯。中乃湯さん。
どんな銭湯なんだろう・・
続く。