銭飲みとは、銭湯に入り、一杯飲んで帰る。それだけ。
では近くの銭湯で汗を流して、一杯飲んで帰りますか。
■駅前の少しディープな飲み屋街
江戸時代に思いをはせながら駅に向います。
蕨宿の飯盛り女は、強引な客引きでクレームが多かった。という記事もありました。
今も昔も変わりませんね。
●駅前の雑居ビル
絶対私道だな、という先に飲食ビル。
かなり古い感じの雑居ビル。通路に洗濯物干している。
居酒屋が何軒か入っているようです。
Uターンして隣の通路に入ります。
立ち飲み、居酒屋、スナック。マッサージ。
立ち飲みを覗くと混んでるな、かなり出来上がっているのでパス。
●ヤキトリコウスケ
少し場違いな感じなのか、スッとした感じの焼鳥屋さん。
中を覗くとお客さんはいない。
●メニューがない。
店の中は、清潔でシンプル。いい感じ。
ジャズが流れているのですが、TVでガンガン野球放送。
店には、いかついというかワイルドなマスターが一人。
すぐに逃げられるように、出口近くのカウンターに座ります。(笑)
マスターが低音の声で「お飲み物は?」「生ビールお願いします。」
泡が綺麗。それだけ期待値が上がります。
さて、つまみは?と思うとメニューが無い。
マスターに訊くと、「あれ」と壁を指さします。
おいおい、老眼で見えないよ。と立ち上がって寄っていきます。
串焼き中心でメニュー少なめですげど、一人でやっていますから当然。
●キムチやっこ
早そうだな。と思ってオーダーしたら凄く早かった。
よくスーパーにある3段のお豆腐。キムチも市販品の味。
上にふりかけをして一工夫。
何か、男友達の家に飲みに行って出されたつまみ。みたいな感じがいい。
●味とまと
名前に魅かれてオーダーしたら、ミニトマトのサラダ。
玉ねぎの切り方が荒いな。
ドレッシングが無茶苦茶旨い。業務用に一味足してるのか?
●いそべ餅バター醤油
「バター醤油でいいですか?」と低音の声で聞かれました。
それ以外、何の味があるのか分からないのでOKします。(笑)
あー、これは家に何もつまみが無くて、残っていた餅を食べたら、旨かった感じだな。
●珈琲ハイ
飲み物もメニューがないので、コウスケブレンドの珈琲ハイを注文。
何をどうこだわっているのかまったく分からないけど、旨い。
●塩糀焼き
焼鳥屋さんですから、焼き鳥を食べないと。
ここまでは、料理の上手い男友達の家で飲んでる気分でしたが、これは違う。
肉がいい。またいい仕事をしている味がします。
当然、焼鳥屋なので鶏にはこだわっていました。
良いお湯・酔い酒・良い料理。ご馳走様でした。
2杯+4品 2,150円(税込み)
●駅前のトイレに再訪を誓う
駅前のトイレ。ディープですね。蕨まだまだ探索できそうです。
ヤキトリコウスケ
ひとり初訪問時のポイント ※あくまで個人の意見です。
敷居の高さ :中
常連度 :高 想像ですが一見さんの入る路地じゃない。
注文難易度 :中
営業時間 :17:00~:22:00
最後までお読み頂き、ありがとうございました。