銭飲み!始めました。

銭飲みとは銭湯の湯に浸かり、ひとり帰りに酒を飲むこと

亀有駅 日乃出湯と亀有メンチ①

銭飲みとは、銭湯に入り、一杯飲んで帰る。それだけ。

では近くの銭湯で汗を流して、一杯飲んで帰りますか。

■強力な泡とビリビリ。

常磐線 亀有駅。一日の乗車人員は、43,000人ほどだが、その人数以上に有名な町。

言わずと知れたというか「こちら葛飾亀有交番前派出所」の舞台。  

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亀有駅

目指す銭湯は北口なのですが、南口の駅前に3人(両津・中川・麗子)がお出迎えしてくれる像があるので、そちらを拝んでから向かいます。

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3人でお出迎え

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秋本先生の手形

像の横には、秋本先生の手形。先生は、亀有出身。これ程故郷へ錦を飾った人もいないと思います。

 

もちろん北口にも両さんの像はあります。

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両津勘吉

こち亀の像はこの他に13ヶ所あり、その像を巡るのも名物の一つです。

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北口風景

北口からの風景、東京の下町。その辺から両さんが自転車で出てきそうです。

 

目指す日乃出湯さんは、駅から徒歩10分程の住宅地の中。

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線路沿いを

高架下を通っていきます。店を覗くと、もう飲んでる人が多い。

 

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銭湯気分

 日が暮れていく中、銭湯に向って歩いていく幸せ。

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日ノ出湯さん

 

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今日は森林の湯

今日のお湯は森林の湯のようです。

 

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番台

※許可頂きました。この後は日乃出湯さんのHPの画像を使わせて頂きます。

 

脱衣所で着替えていると、トイレに行きたくなり、近くの扉。あれっ。開かない。

間違えたようです。「トイレは外。庭の横だよ。」先ほどの番台のおばちゃんの声。

まるで見ているような対応。さすがベテラン。

 

さて今日も暑くして、汗だらけなのでしっかり身体を洗って。頂きます。

 

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緑の湯

 お風呂は、薬湯・バブル・電気風呂にそして水風呂。

薬湯は40度で、ゆっくり浸かる事が出来ます。

バブルの湯は42度で2種類。マッサージの泡はかなり強いです。

電気風呂は。ビリビリ!いたっ!と思うぐらい強い。

 

日乃出湯さんは、泡も電気も強めです。

お客さんは、下町の頑固親父風の方が多い(失礼!)ので、このくらい刺激が強くないと物足りないのかも知れませんね。

 

サウナは別料金。(250円)遠赤外線タイプのものです。

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帆船

 ペンキ絵ではなく、タイル絵。大海原を進む帆船、

 

電気風呂でビリビリしたら、頭の中に制服姿の両さんが出てきて、昔の話を思い出しました。

 

中学の同級生だったK君は、家がやくざ。お父さんが組長で、組員はお母さんと叔父さん。やくざの組を一家と言いますが、本当に一家。

K君の話によると、小学校5年生の給食の時間、NHKの地元のニュースで、3人が逮捕されたと報道されました。

当時、逮捕の意味が分からず、「俺のお父さんと母さんTVに出てるぞ。凄いだろ」と教室中を、飛び回ってはしゃいだら、担任につかまり校長室に連れていかれたそうです。

その日からお母さんが出てくるまで親戚の家に預けられました。

 

その後、組は解散。K君はちゃんと高校に進学しましたが、窃盗で捕まり1ヶ月で退学。

 

ご近所の方で、夕食前のひとっ風呂的な感じなお客さんが多いですが、亀有駅周辺の銭湯ももう3軒。両さん像めぐりの後、亀有の銭湯で汗を流すなんて良いのではないでしょうか。 

 

いいお湯でした。さて一杯飲んで帰りますか。

 

日乃出湯さん

営業時間 午後4時~夜9時 ※現在、短縮営業中です。 

     定休日 毎週水曜日

サウナ有(追加料金必要) ボディソープ・シャンプー 無

 

 

                                続きます。