銭飲みとは、銭湯に入り、一杯飲んで帰る。それだけ。
では近くの銭湯で汗を流して、一杯飲んで帰りますか。
■ウルトラマン誕生の地の銭湯は裸の遊園地か?
小田急電鉄 祖師谷大蔵駅 高架になって初めて降車。
高架になったのは20年ほど前のようだが、この街に通ったのは、大学時代の友人の家を訪ねていた頃だから40年近く前の話だ。
ホームを降りると1Fの柱中にウルトラマンのポスター。?「ウルトラタウン?」
確か近くの砧に撮影所があったような・・関係するのか?
※後でHPを見ると近くの砧7丁目が円谷プロダクション発祥の地であり、街づくりの一環として2005年に祖師谷大蔵周辺の3つの商店街が連携して、「ウルトラマン誕生の地」として「ウルトラマン商店街」が生まれたようです。
お目当てのそしがや温泉21まで「ウルトラマン商店街」を歩いていきます。
見あがるとカネゴンのフラッグ。カネゴンはウルトラQだったよな。
木梨サイクル?とんねるずの木梨さんのご実家の自転車屋さんですね。さすがお洒落です。
商店街から路地に入るとすぐにそしがや温泉21が見えてきます。
サウナコース700円。タオル・バスタオル付です。お得ですね。
番台でチケットを出すとおばちゃんが「10枚溜まったら1回無料だよ」とハンコを押してくれました。これお得ですね。
ロッカーキーをくれましたが、謎のプラスチックの断片が付いています。何?
※ここからは写真は禁止。そしがや温泉さんのHPの写真を使わせて頂きます。
非常に明るく開放的です。浴槽や洗い場の配置も独特です。
お決まりのペンキ絵はなく、大型のTVが目に入ります。奥はサウナコーナーのようです。
まずは、体を洗って、整えます。
まずは温泉、都内によくある黒湯です。頂きます。
うーん温めの湯加減がいいです。お湯も柔らかくうーんいい気持ち。
但し書きを読むと2万7千年前の雨水が起源との事、ありがたや・・
2万7千年前ではありませんが、新入社員の頃の思い出が蘇ります。・・・・
「俺の酒が飲めないのか!」先輩に飲みに誘われての、何軒目かのスナックのカウンター、怒鳴り声が響きます。いやー。先輩の酒が飲めないのじゃなくて、その水割りが、先輩の革靴に入っているから飲めないのです。
革靴の中には、なみなみとウィスキーの水割りが入り、氷が2、3個浮いています。
仕方がないので、えいや!の一気飲み。
今では一気飲みの強要だけでアルコールハラスメントなのに、アルハラ+パワハラの話ですね。
でも、今思うと、その先輩もよくぐしゃぐしゃに濡れた靴を履いて帰ったよな。(笑)
ビリビリビリ なんじゃ、こりゃ! いきなり現代に引き戻される衝撃。
温泉の中の電気風呂、スペシュウム光線のような強さです。
外に出ていく人がいます。露店風呂がある!鍵についていたプラスチックは、追加料金コーナーに入る鍵だったようです。さっそく鍵で開けると・・
露店風呂じゃない。室内プール!あとジャグジー!
先ほど入った人は、既にプールで泳いでいます。プールに入ります。
銭湯では泳ぐな!と言われて育ったのに、この年で堂々と泳ぐとは、何か禁断の喜びを感じます。さらに水着なしの解放感。
少し冷えた身体をサウナで温めると外には「冷凍サウナ」。一人用です。冷や!
岩盤浴を売りにしたスーパー銭湯とかでは見かけますが、銭湯では珍しいですね。
ミストサウナと冷凍サウナはサウナの追加料金なしで利用できます。
そしがや温泉21 楽しめます。
さすがウルトラマンの街の銭湯です。裸の遊園地です。
さて一杯飲んで帰りますか。
続く